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高校正規留学 フィンランド

執筆者の写真: SumireSumire

更新日:2022年7月16日


こんにちは。すみれです。今回は高校正規留学についてです。そもそも正規留学とは、海外の高校又は大学で入学から卒業する留学のことを指します。


私は生まれも育ちも15歳までは日本です。公立の中学校を卒業したあと、2018年の夏に単身でフィンランドに渡航し、現地の高校に進学しました。現在は3年生で来年2021年の6月に卒業する予定です。正規で留学するにあたってはもちろん利点・欠点がともなってきますが、今回はあくまでも私の感じたことをもとに高校正規留学について書きたいと思います。



はじめに私の留学しているフィンランドについて紹介します。


フィンランドはヨーロッパ北部に位置する面積338㎢、人口530万人ほどの国です。イメージとしては日本と同じくらいの面積で人口は北海道くらいです。時差は7時間、日本からは10時間前後のフライトで行くことができます。公用語はフィンランド語とスウェーデン語で、全人口の5パーセントほどがスウェーデン語を母語としています。英語教育も進んでおり、首都圏はもちろん田舎でも観光や買い物目的であれば英語だけでも困ることは少ないでしょう。大学も英語で学べる学部が充実していて世界各国から留学生も増えてきています。フィンランドでの義務教育は7-15歳までの9年間、その後高校と職業訓練校に分かれて進学、さらに希望する生徒はその後大学または上級職業訓練校に進学します。大学まで学費はすべて税金で賄われています。(外国人の場合は条件あり)。また世界幸福度ランキングで世界一を3年連続獲得している幸せの国として知られていて、充実した社会福祉制度、治安のよさ、オーロラや白夜といった自然なども魅力です。




まず良かった点の一つ目は、中学卒業後の15歳・16歳は先入観や固定概念にとらわれず、フィルターを通さないでありのままの受け入れ、吸収できる年齢であるということです。現地の生徒も留学生という目で観るのではなく、共に卒業を目指す仲間として接してくれます。さらに入学から卒業までの間、ゆっくりと語学学習・その国や自分自身と向き合う時間があるということも正規留学の魅力の一つです。半年や1年間の留学でも学べることはたくさんあるでしょう。でも私自身が1年生を終了した時のことを振り返ると、あのままでは満足できなかったように感じます。私は語学留学というよりは、フィンランドのことを深く知りたいというのが留学のきっかけだったので、3年でも足りないくらいです。また卒業後現地での進学、就職を考えている方はその点でも後々有理になってくるのではと思います。


 次は私が苦労したことについて話します。私は文化や食べ物への適応性は高く、どこでもすぐに受け入れて楽しめる性格なので、大変だったのは主に手続き関連と言語でした。3年間住むとなると多様な手続きが必要になってきます。なれない外国語で移民局や警察・税務署で手続きをする大変さに加え、18歳未満の未成年が銀行口座開設や家を借りる際には親の署名が必要だったり、条件がかかってしまったりと、手間取ることも多くありました。語学に関してもフィンランド語力がほぼゼロの状態で留学し、渡航1か月後にはフィンランド語での高校の授業が始まりました。初めはなんの授業かもわからない状態でしたが、寝る時間も削って翻訳アプリを頼りに教科書を訳したり、授業前にパワーポイントを先生に送ってもらって予習をしたり、友達に放課後おしえてもらったりをしてなんとか単位を落とさない程度には授業についていく事ができました。



また私は日本の高校に通ったことがないので、日本の高校についての知識は乏しく、友達に質問されても答えられないことが多々あります。私は日本での大学進学は考えていませんが、高校卒業後日本での進学を考えている方は、入学試験前に日本語で高校授業範囲を学びなおすなどの必要が生じる場合もあります。(帰国子女枠のある大学ももちろんありますが)




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