初めまして、Aspirationに加入したSayuriです。少し長いですが、今日は私が中1から中2の一年間留学をした時のお話をします。
私の留学した国はニュージーランドというオーストラリアの隣にある、羊がたくさんいる、ラグビーが強い国です。私の滞在した都市へ行くためには飛行機を乗り継がなければならないのですが、英語を全く勉強したことがなかったため、搭乗員の方が何を言っているのか全く分からず、到着する前から不安でいっぱいでした。ちなみに私は16歳以下の子供のみで飛行機に乗る際に利用できるサービスを利用していたのですが、ニュージーランド国内線でキャビンアテンダントのお姉さん達に袋いっぱいのキャンディとコーンチップスを頂きました。個人的には利用できる年齢ならこのサービスを利用することをお勧めします!
私はエージェントを介しての個人留学をしていた為、空港に着くと担当者の方と合流しホームステイ先へ向かいました。ホームステイ先は、オーストラリアから来た方で、とても優しくてご飯の美味しい老夫婦の家でした。同じ学校に通う中国人と韓国人のお姉さんもホームステイしていました。本格的に学校が始まる前に一週間ほど今年入学の留学生達へのオリエンテーションがあったのですが、そこでは自己紹介や学校の説明をしたりミニゲームやクラス分けのための英語のテストをしました。学校のプログラムで来た日本の高校生は多くいましたが、私はYear9(ニュージーランド中高5年間における最初の学年)としてきたので、私ともう一人のタイ人の女の子しか同学年の留学生はいませんでした。
学校が本格的に始まってからは、ESOLと呼ばれる第一言語が英語ではない生徒のための英語の授業以外はすべて現地生徒と同じクラスで同じ内容を学びました。当時、私の学年に留学生がほぼいないうえに、移民の生徒も小学校からいるので英語は問題なくしゃべることができていましたし、私のクラスはほぼ全員がネイティブだったためついていくのがとても大変でした。例えば英語の授業は英語を母国語とする生徒が英語を学ぶ授業な為、基礎的な英語が身に着く前にどんどん事を終わらせなければならずとても大変でしたが、幸い日本語を話せる友達がいたのでその子にたくさん手伝ってもらい何とかこなすことができました。大変ではありましたが、それと同時にリスニングやリーディングの力になったと今では思えます。
勉強に関しては日本で習ったことを英語でやるという感覚だったので、英単語と文法さえ理解できるようになってくれば、変な英語ではありますが少しは回答することもできるようになりました。最終学期、私は演劇の授業があったのですが、即興演劇や自分たちでシナリオを作って演じるなどの課題があり、約一年いたと言えど自分にとってとても難しく、グループワークなどで周りに迷惑をかけているという思いなどがストレスとなり、その授業の時間だけ激しい腹痛に襲われることもよくありました。精神的にも弱ってしまい、家に帰って毎日泣いていた時期もあり、帰国を決断をしました。
帰国後、英検準二級を受け、二級合格の得点で準二級に合格しました。留学前は英語をローマ字読みしていたくらいなのでわかりやすい結果を見て成長を実感しました。勿論英語力だけではなく忍耐力や精神力も鍛えられたと思います。中学生で親元を離れて海外で他人と生活するという経験はなかなかしている人は少ないのであまり参考になるか分かりませんが、どの年代で留学しても間違いなく有意義で一生モノの経験になると私は考えています。
現在私はまたニュージーランドへ戻り、同じ高校で勉強しています。まだまだ大変なことはありますが、初回の留学と今回の留学では最初の英語力が全然違うので、もっと気楽に自分らしく過ごすことができています!今後の記事では高校留学についてや、具体的な学校生活、ニュージーランドの現状なども紹介しようと考えています!これから皆さんが読みやすく、楽しい記事も書いていけたらと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
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