こんにちは、ゆうちゃんです。
今回は大学で取ったOceanography(海洋学)の授業について話します。私は大学で環境学と生物学を専攻していて、Oceanographyは必須科目(requirement)ではなかったのですが、もともと海の生き物や魚が大好きなので興味本位で取りました。
Oceanographyというからには海の事を勉強するのですが、学ぶ内容は大まかに分けて4つのジャンルがあり、Physical (物理学)、Biological(生物学)、Chemical(化学)、Geological(地質学)に枝分かれしていて、理系分野の多様な知識を学ぶ必要があります。
Physicalでは宇宙の成り立ちから始まり、何故地球に海が出来たかや風の流れ、海流について学びます。Biologicalではその言葉の通り、海の生物や環境、生態系について学びます。Chemicalでは海を構成する化学物質(塩だけではなくマグネシウムやカルシウムなど)、そしてそれらがどう相互作用して海という環境を作り出しているのか勉強します。最後にGeologicalでは、海底火山やどうやって島が出来るか、そして岩や砂の種類について学びます。
この授業ではラボ(実験)の時間があり、週に1度、3時間程様々な実験をします。その中で特に楽しかったのは、みんなで近くの海に遠足に行き、実験器具を使い海の生き物や微生物を採取し、ラボで顕微鏡で生き物を観察します。海には実に様々な微生物がいるのですが、テストで生き物の名前を当てなくてはならないので、みんな必死に観察して各微生物や貝の名前や種類を覚えます。
また、ラボでは生き物の観察だけではなく、海図の読み方や潮の満ち引きの計算など、海の研究をしている人が実際に応用している様々な技術を学びました。
私はOceanographyの授業が楽しくて、次の学期では先生に推薦して貰い、Oceanographyの授業のTA(Teaching Assistant)として、先生の助手として働きました。最初は興味本位で取った授業でしたが、このように自分の課外活動や経験に繋がることもあるので、皆さんも是非requirementではなくても自分が本当に心から興味のある授業ならば積極的に取ることをオススメします!
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