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執筆者の写真Mako

海洋学の授業を通じて学んだプラスチック問題とサスティナブルな生活

更新日:2022年7月15日


みなさんこんにちは、現在アメリカのカリフォルニア州にある大学に通っているMakoです。今回は、私がアメリカの大学で受けた授業の中で特に面白いなと感じたOceanography(海洋学)について紹介していきたいと思います。


この授業では地球の海はどのようにしてできたのかというところから、私たちが毎日出すゴミや汚染物が他の生物や環境にどのように影響するのか考える環境学のようなことも学べる学問なので、元々海洋学に興味のない人も学んでいて楽しいと感じてもらえると思います。今回はそんな海洋学の授業の中でも、特に今問題になっている“プラスチックのゴミ”がどれだけ水中の生物に影響を及ぼすのかについて話していきたいと思います。そしてこの問題を解決するために私たちが意識すべき “サステイナブル” (環境を破壊しない、資源を使いすぎない)なアイデアをシェアできたらいいなと思います。



使い終わったプラスチックのゴミがしっかりと回収されずに路上やビーチの砂浜に捨てられたままでいる状態を見たことがある方もいるかもしれませんが、これらのプラスチックが最終的にたどり着くのは海です。海に入ったプラスチックは少しずつ分解されるだけで、私たちの目に見えなくても実は消えることなく永遠に海に残っています。そして分解できないほどの大きなプラスチックのネットやゴミは、海の中で住むアザラシなどの体に絡まり動けなくなり最悪の場合死んでしまうことも。また海カメがプラスチックを自分たちの餌食と間違えて食べてしまい死んでしまうということもよく起きてしまうそうです。



私は、アメリカに来てはじめてこの問題の深刻さを知りました。日本では最近本格的に動き出したプラスチックバック廃止に向けた運動も、カリフォルニア州では2016年ごろから実はすでに始まっており、実際に私はアメリカに住んでいてスーパーマーケットに来ているほとんどの人がマイバックを持参し、プラスチックで出来ている製品をできるだけ使わないようにしようという考えを持つアメリカ人が日本よりも多いと感じました。環境問題に取り組もうとする考え方が強いからか“サスティナブル”な暮らし(環境に負担をかけずにゴミを減らせる生活)をしている人が多いと感じます。



そこでいくつか私の受けた授業で紹介されたアイデアをシェアしたいとおもいます。

まず基本的なことはマイボトルを持つこと(プラスチック容器を使わない)、グラスや金属でできたストローや製品を選ぶこと、そしてヘッドが変えられる歯ブラシを使うことでできるだけプラスチックのゴミを減らすことができます。他にも、お皿を洗うスポンジもプラスチックでできているため、代わりにヘチマのスポンジを使う工夫をする人もいます。



今回の記事で多くの方に、環境問題やエコフレンドリーな暮らしについて知ってもらい興味を持ってもらえればうれしいです。


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