こんにちは。Aspiration運営メンバーの、ののです。
今回のテーマは大学入試を終えたばかりの私が留学経験をどのように活用したか、です。
ー日本の大学を普通に受験する方法ー
私はAO入試を最大限に活用しました。私が受験したほとんどの大学の倍率は10-15倍程度です。AOは大学とのマッチングとも言われているほどですが、今回は私がどのようにして合格に至ったかをお話しします。
私は、中学時代を日本人学校で過ごし、留学もCOVID-19により早期帰国になってしまったため、大学を帰国子女枠を受験する事は出来ませんでしたので、一般の学生たちと同じ入試方法で受験します。そこで私が活用したのが、グローバル入試です。英語資格や、その他言語資格で足切りがあるため、募集人員の枠は狭いものの、受験者数もそれほど多くなかったと思います。私が持っている言語資格は、英検準1級、HSK4級とそれほど高い語学資格は持っていません。周りに英検1級を持っている人はたくさんいるし、もっと幅広い活躍をしている人もたくさんました。そこで私は、自分の「過程」をアピールすることにしました。私は中学2年生の頃に英検2級を取得し、留学へ行く直前に準1級に挑戦しましたが、ただ不合格だっただけでなく、2級を取得した点数と同じ程度、もしくはそれより少し下の点数でした。私の英語力は完全に落ちていました。そこで私は、留学中参加できるボランティアには全て参加し、友達との会話を積み重ね、学校の先生の所へ毎日通うことで英語力を伸ばしていきました。これらのことを入試の時に、努力の経過を提出しました。それが評価され、合格に繋がったと思います。
大学入試はほとんどの人が考えると思います。大学入試を頭に置きながら、留学に行く人も少なくないはずです。ただただ、語学力をあげて帰ろう、そしたら受かるという考え方から、過程を重視して友達との会話やボランティア活動にも目を向けてみてはいかがでしょうか!
ー日本から中国の大学を受ける方法ー
次に、中国の大学の受験方法について紹介したいと思います。今回は私が受験した清華大学を例にしてとります。清華大学はアジアNo.1の大学なので他の大学はもう少し難易度が低いと思いますが、ぜひ参考にしてみてください!
日本から受ける場合、国際学生として受験することになります。国際学生は、日本からだけでなく、世界から優秀な学生が集まります。基準はHSK5級以上です。英語資格の提出も求められますが、中国語のレベルがメインだと思います。1次審査では、志望理由書や3分動画、任意提出資料を提出しましたが、提出するものは毎年違うのでここは大学に問い合わせる必要があります。1次試験に通ったら2次試験があります。例年は北京へ行って受けているようですが、今年はオンラインでした。面接の形式は人によって異なるらしいのですが、私の場合、教授からの質問は中国語と英語ミックスでした。日本の大学での面接と違って、自分がその大学に所属していたらこういうことができる!と売り込むことが大切です。今回は概要程度ですが、質問があればいつでも聞いてください!
ーダブルディグリーでオーストラリアの大学に留学ー
最後に海外の大学と日本の大学の卒業単位を同時取得することのできる、ダブルディグリーという方法で海外の大学の入学方法を紹介します。
オーストラリアのG8と呼ばれるオーストラリアの上位8校の大学があります。G8に入るためにはファンデーションスクールに行きます。1年ファンデーションスクールに通ったあと、3年間オーストラリアに通います。
行く大学は自分で決めることができますが、日本の大学との提携校であれば、同時に日本の大学の卒業単位を認めてもらうこともできます。
今回は早稲田大学から留学する方法を紹介します。
受験方法は高校3年間の成績、出席率、校長先生の推薦状とIELTSなどの英語の成績を提出した上でエッセイと面接があります。早稲田大学は、スーパーグローバル大学のため、提携校が多く、海外留学支援も豊富です。そのため、早稲田大学を休学して、オーストラリアの大学に行き、帰国したらそのまま単位を認めてもらうことができます。
推薦してもらうためには、まず高校3年間の成績が大切になってくるので、英語だけでなく、全ての教科で平等に良い成績を取っておくと良いと思います!
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